アメリカの離婚裁判

アメリカの映画やドラマを観ていると、離婚裁判の様子もときどき出てきます。まぁなんというかラフな裁判で、さすが離婚率が高い国だなと思ったり。また有能な弁護士を雇えば白も黒になるような、正義はいったいどこに?と疑問に思うことも。映画やドラマは現実社会の写し鏡ですから、アメリカの本物の離婚裁判も、これと大差ないと思われます。一方、「離婚は恥」文化がまだ残っている日本では、離婚率が上昇中とはいえ、大ごとに違いありません。またアメリカの映画やドラマに出てくるような「有能な弁護士」を探そうにも、離婚率の高いアメリカのそれとは「有能」のレベルが違い過ぎるかと。なにせ合理主義のレベルそのものが違いますから。彼ら彼女らはほんとうにやってのけますよ。支払額も桁違いでしょうけれども。クライアントさんの要望に(それがどんなに理不尽な要望であれ)こころよく対応してくれるでしょう。日本でも国際弁護士と肩書きにあれば箔がつきますけれども、アメリカの有能な弁護士は、だからこそ、リッチです。
きわめて悪に近いその巧妙さへ +1 !

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日本の離婚裁判
私はアメリカに憧れはないけれども、離婚するときはアメリカ在住じゃなくて少し残念に思うかもしれません。日本の弁護士では埒が明かないというか・・・。有能な弁護士も存在するでしょうけれども、こういうことは、要するに、どれだけ合理的に、かつ戦略的に仕組めるか、その能力を指して弁護士として、有能かどうかを判断できるので。それでなくとも離婚裁判はドロ沼化するわけでしょう。おたがいの感情も入り組むだろうし、損得
弁護士を使うだけで有利に事は進むは幻想
フツーに暮らしていると、弁護士を使う機会がそうそうないので、弁護士を使えば離婚裁判も有利に進むだろうと、ぼんやり考えて(期待して)いるところがあります。私もそうだし私の知り合いもそうでした。離婚裁判において親権や慰謝料などを取り決めるときも、弁護士が先んじて有利な道筋をつけてくれるだろうと。とんでもないことです。私の知り合いも例に洩れず離婚裁判がドロ沼化し、耐えるだけの時間が長くなり、終始イラつい
もし有能な弁護士がいなければ自分でやるしかない
受け身の姿勢で型通りの離婚裁判をやるなら、離婚裁判をやるまえから答えは出ています。裁判所が四の五の言うまえから。なのに時間をかけて裁判するなんて茶番もいいところでしょう。いい大人が真顔でやることじゃないです。これをひっくり返し、離婚裁判という戦争に勝利するために、離婚裁判を耐えて行うのであれば、やった甲斐があるというものです。戦国武将なみの手腕が問われます。端的に言って、本当の意味での有能な弁護士